直接燃焼方式
乾燥系のバイオマス燃料をそのまま燃やして電気を作ります。
再生可能エネルギーの1つで、動植物などから生まれた生物資源(バイオマス燃料)を利用して電気を生成する方法です。
バイオマス発電の方式には、以下の3つがあります。
直接燃焼方式
乾燥系のバイオマス燃料をそのまま燃やして電気を作ります。
熱分解ガス化方式
ガス化することで燃焼しやすいガスを生成して発電します。
生物化学的ガス化方式
メタンガスを利用して発電します。
カーボンニュートラルである
成長時に二酸化炭素を吸収した木材を利用するため排出される二酸化炭素は±0とされカーボンニュートラルとなる。
貯蔵、発電量の調整がしやすい
太陽光は昼間のみの発電となるが、バイオマスは24時間365日安定的な発電が出来る。また、木質バイオマスの場合はチップを貯蔵すれば電力系統が復帰すれば災害時でも運転可能。
分散電源、地産地消につながる
地域の未利用木材を利用するため地域への還元にもつながる。また、マイクログリッド化を行えば主要安定電源としても利用可能。
廃棄物を有効利用できる
未利用木材や、食物残渣、家畜糞尿等を利用することで、発電を行うことができ、廃棄物だったものに価値を見出すことができる。
日奈久バイオマス発電所
発電量:1,750kWh
発電形式:木質バイオマスガス化・エンジン方式
使用燃料:木質チップ(年間使用量: 23,000t/生)
運転開始時期:コージェネレーション(発電+熱供給)事業開始 : 2022年7月